2015年03月26日

明槓時の槓ドラが後乗せのルールで、嶺上直後の打牌で振り込んだ場合に新しい槓ドラは乗るか乗らないか?

という問い合わせがありました。

天鳳の段位戦では新しい槓ドラと新しい槓裏が乗ります。

開発当時は直感でプログラムをそういう風に書いていたようですが、問い合わせがありましたので、この動作を麻雀的に考えてみました。


この槓ドラの成立のタイミングは、リーチの成立のタイミングと似ています。

リーチは打牌が和了されなかった場合に成立するというルールを採用していますので、それと同じ風に考えると、打牌が和了されなかった場合には乗らないような気がしますが、乗せた方が後乗せルールを採用している「大明槓の魅力を下げる」という目的に合っているような気がしています。

(自家)嶺上和了⇒新ドラなし⇒和了得点減少⇒大明槓の魅力を下げる
(他家)打牌栄和⇒新ドラあり⇒放銃得点増加⇒大明槓の魅力を下げる

大明槓の新ドラをめくるタイミングは後乗せの場合、「打牌後、栄和打診前」と考えるのが良さそうです。

リーチの成立とタイミングが異なるのは、リーチは宣言した人が有利と考える、ということでしょうか。

また、槓の成立(符)と槓ドラの成立(飜)を同じものとして考える方法もあるようですが、後乗せでは矛盾が出るので、これは別々のタイミングが許容だと考えるのが良さそうです。
posted by つの at 00:15| 日記
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