2015年12月09日

Duplicate Mahjong / 牌山はどのように消費されるべきか

Duplicate Mahjongというのは同じ山を再現して打つ麻雀のことを言います。

これをどうやって実現するか考えてみます。

A)136の順列が定まっていて喰い流れる
B)各家の山が固定されて喰い流れない

1)東1局1本場と東2局0本場の山が一致する
2)東1局と東2局のどの本場の山も一致しない

現在の天鳳で実行可能なのはA-1)です。

これだと物足りませんね。

私は少し理解が足りなかったかもしれません。

Duplicateの目的は「牌山を再現」して「同じ状況を再現する」ことにあるわけです。

山を再現するのは必要最低限な手段の話で、どのように固定して同じような状況をできるだけ多く再現するか、ということが重要ですね。

A-1)では対戦を繰り返しても東1局0本場の最初の方しか一致しません。

「同じ状況で上級者はどのようにプレイするか」に興味があるわけですから、同じ状況の再現回数が多くないと意味がありません。

ですので、B-2)みたいじゃないとだめですね。


流局をどう判断するかも悩んでいましたが、山の残り枚数が王牌の14枚になるまで使い切ると考えて、無理に再現性のない山の消費方法を考えるよりも、自分の前にある山を使い切ったら終わり、という風に終わりも決めて考える方が目的に合います。

牌山は以下のような感じでしょうか。

*東家
固■■■■■■■■■回回回回回回回
固■■■■■■■■■■回回回回回回
*南家西家北家
固固■■■■■■■■回回回回回回回
固固■■■■■■■■■回回回回回回

固 … 王牌
■ … 摸
回 … 配牌

■が取れなくなったら流局で、他家の山は取らない、と。
#追記:嶺上牌以外では

王牌は4433も考えられますが嶺上とドラを考えると2444の方がいいかなと。

2444だと東家の王牌の直前がほぼ使用されませんが、4433としてそこを使い切ることを想定してもそれは副露が入らない場合のみなので、ほぼ使用されない牌があっても問題ないと考えます。

嶺上牌の再現性は槓の発生順序で揺らぎますが、これはレアケースなので許容と考えていいですよね。

参考)Introduces New Duplicate Mahjong Rules
http://www.mahjongnews.com/en/87-news/3770-new-mahjong-international-league-elevating-mahjong-as-a-mind-sport
posted by つの at 10:17| Comment(0) | 日記
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